形容詞は前形・後形・自補に他補、まれに名詞代用

前形=前位の形容詞、後形=後位の形容詞、自補=自動詞の補語、他補=他動詞の補語

英語の形容詞は名詞の前や後に置かれ、名詞を修飾します。または主語や目的語(名詞・代名詞)の状態を説明し、補語になることができます。英文法の基礎を身につけるために、形容詞の5つの働きをしっかりと理解しましょう。

 

1. 限定用法と叙述用法

ほとんどの形容詞は名詞修飾の限定用法と補語の叙述用法の2つの働きを持っています。

下の例文の1、2は限定用法で3、4が叙述用法、5は名詞用法といいます。限定用法の形容詞名詞を前か後から修飾し、叙述用法の形容詞は補語になっています。用法の名前を覚える必要はありませんが、下表に示している形容詞の5つの働きを覚えて下さい。

 

英語の形容詞の5種類の働き

1. 彼は大きい手をしている。
He has big hands.
hands を前から修飾

2. 彼は何か変なものを持っていた。
He has something strange.
something を後から修飾

3. 若い人達は活発だ。
Young people are active.
自動詞の補語になっている

4. そのニュースは私を幸せにした。
The news made me happy.
他動詞の補語になっている

5. 金持ちは貧乏人を嫌う。
The rich hate the poor.
the+形容詞で名詞として機能する。それぞれ名詞の役割6種類のうちの主語と目的語になっている

 

2. 働きから形容詞に分類する語

“a” , “the” は冠詞と呼ばれますが、働きからはこれらを形容詞として考えます。冠詞をわざわざ訳すことは少ないのですが、”ひとつの” とか ”その” と言う意味を持っており、それが名詞を修飾しているというその働きに着目します。英文を理解する上では形容詞と考えたほうが分かりやすいでしょう。

 

限定用法のみに使われる形容詞の一例

1. 限定用法のみしか使えない形容詞の例

There is a wooden bridge.
(木製の橋)

This is a woolen sweater.
(羊毛のセーター)

The bridge is wooden. や This sweater is woolen. というように叙述用法では使えません。

 

2. 叙述用法のみしか使えない形容詞の例

The baby is asleep.
(眠っている)

The dog is alive.
(生きている)

asleep babyやalive dog というように限定用法では使えません。

 

英語の基礎は「わかりやすい英文法 15のルール」でしっかり学習しましょう。