準動詞は一人二役

準動詞は名詞・形容詞・副詞の働きと、もとの動詞の働きの一人二役をしています。

1. 準動詞とは

準動詞とはIng-form(動名詞、現在分詞)・過去分詞・不定詞の総称で、定型動詞(一般動詞)に対して非定型動詞と呼ばれます。定型動詞は数・時制・人称・法によって限定されますが、非定型動詞はこれらに限定されません。簡単にいってしまえば時制や主語の数がどうであっても、形が変わらないということです。例えばto goは過去を表す文に挿入されても形は変わらず、原則として主文の時制に一致します。また、準動詞は文の中で名詞・形容詞・副詞の働きをしながら、もともとの動詞の性質も持っていますから、下部の(1)~(4)の動詞の性質を考えなければいけません。

 (1)補語や目的語をとる
 (2)副詞によって修飾される
 (3)動作・状態の主体(主語)をもっている
 (4)時制を表す(原則として主文の時制に一致)

 

2. Ing-form

1)名詞用法(動名詞)

Sleeping well is necessary for the health.
よく眠ることは健康に必要だ。

My hobby is collecting stamps.
私の趣味は切手を集めることです。

2)形容詞用法(現在分詞)

 Look at the hanging curtain.
あの掛かっている(窓に)カーテンを見て。

 Look at the curtain hanging in the living room.
リビングルームに掛かっているカーテンを見て。

3)副詞用法(分詞構文)

Opening the door, I felt something wrong.
ドアを開けたとき何かおかしいと感じた。

Arriving at the station, he found that the train had already started.
駅に着いてみると、電車はすでに発車していた。

 

3. 過去分詞

1)名詞用法

The wounded in the accident was lying around there.
事故のけが人達はその辺りに横たわっていた。

 2)形容詞用法

The language spoken in Peru is Spanish.
ペルーで話される言語はスペイン語です。

3)副詞用法(分詞構文)

(Being) Educated in Europe, he was versed in all the arts of the West.
彼はヨーロッパで教育を受けたので、あらゆる西洋芸術に精通していた。

 

 3. 不定詞

1)名詞用法

I want to be a pilot.
僕はパイロットになりたい。

 I want to go see a movie.
私は映画を見に行きたい。

2)形容詞用法

I have an assignment to do today.
私には今日やらなければならない宿題がある。

That answer appears to be wrong.
その答えはまちがっているように見える。

 3)副詞用法

A small car is easy to park.
小さな車は駐車しやすい。

To tell the truth, I don’t like him.
本当のことを言えば、彼のことは好きではない。